ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
先程の問題の答えです。
答えは「読んでくださった方が考えたこと」が答えです。
この問題で何をおかしいと思うかは人それぞれなので、それでいいかなと思います。
ちなみになにもおかしくない、と思ってもそれはそれでいいと思います。
これは「国語の問題」と書きましたが、学校の問題ではありませんので、ぶっちゃけ何でもありです。
それではせっかく読みに来たのに不満に思われる方もいらっしゃるかもしれませんのでいくつか答えの例を。
まずは、ウェイターは15分後に「シェフと相談してきます」と言いましたが、30分後に「他のレストランのシェフに方法を尋ねる」と言いました。おかしいですよね。普通シェフに相談すると言っていたら、その店にいるシェフだと思うはずです。レストランにそれぞれ専属のシェフがいるはずですから。ですが、実は、そこをおかしくないと考えてもまあ大丈夫なんです。この店にはもともとシェフがいなくて、他の店のシェフをいつも頼ってたとしたら、この店にとってはふつうのことなんです。ちなみに筆者はおかしいと思いました。この店の常連さんには、ああ、新参者だな、と思われるかもしれません。
そんなの問題に書いてないじゃないか！ずるいだろ！と思うかもしれませんが、これは学校の問題ではないので、いくらでも背景があることにしていれば、いくらでも答えは作り出せるのです。現実問題で言えば、そういう背景があることをしらなかったら、その問題は分からないということですよね。
また、友人はずっといわゆるポジティブなままです。なんで「他の店のシェフに尋ねてるところ」ってきいてもまだ笑っていられるのか？これがおかしい、と考えても正解です。
ちなみに、これがおかしくない、と考えても正解です。例えば、その友人は始めからこの店にシェフがいないということを知っていれば、取り乱す必要はないのです。他にも答えは考えられて、レストランで怒ることよりも、このレストランであなたといずれ料理を食べられることを喜んでいる。悪い雰囲気を作りたくない、と思っているからかもしれません。また、このレストランのことを気に入っていて、いくつか不満点はあるけど、最後には美味しい料理が食べられるならそれでいいじゃないか、と考えているかもしれません。ちなみに筆者はなんでポジティブでいられるの？と思いましたが、他人をの考えをすべて理解することは不可能だと思っていますので、それはそれでもいいかなと思いました。
イライラしてたまわりのお客さんが何も言わなかったをおかしいと思った人もいるかもしれません。これは他に文句を言ってくれる人がいるのを待っているか、イライラはしてたけどいつものことだと思っていたのかもしれません。ちなみに筆者は、イライラしてるなら一緒にだれか文句言ってほしいなぁ、と思いました。
あとまあ、いちいち料理まだ？って聞いてるあなたに対して（何も知らないなら口出しするな）とイライラしてたかもしれませんね。
ということで、国語の問題と言ったら、普通は特別な背景はないものとするのが普通ですが、現実問題、学校で習うようなことがそのまま現実世界に適用できるかといえばできないことのほうが多いのです。
この問題で言いたかったのは、あらゆる答えがあっていいかな、と思っているということです。ほんとクソみたいな問題ですみません。
レストランにシェフが絶対いる、というのは自分が知っている常識での話であって、自分の知らない場所なら、そんなこともあるかもしれません。
でも、誰かはレストランってシェフがいるものじゃないの？って言ってほしかったですね。もちろんあえて言わないのもそれはそれで答えかなと思いますが。それが考えるということだと思っています。
もやもやしてるかもしれませんが、筆者としてはそのレストランの構造に不満があるけど、料理はおいしいので、非常に惜しいと思うんですよ。ブツブツ言ってはいるけど、いないなら仕方がないので最後に美味しい料理をみんなで食べられるにはどうすればいいか、お客同士で争わずに、これからどうすればよいかを考えた方がいいんじゃないかな、という話です。レストランとしては、このまま料理のことを忘れて客同士で争ってくれれば料理をしなくてすむので、それを望んでるかもしれませんね。
あと、この問題をはじめから見ようともしなかった人には絶対この答えは出てきません。はじめから問題を読む気のない人が答えにたどり着けるはずがないでしょう。問題を最初から見ない、というのもそれもまた一つの答えなのかもしれませんね。答えだけ見る、というのもいいと思います。
ちなみに筆者は、このレストランはおかしいと思ってます。この店って他で美味しい料理を作って持ってきてもらってるだけですよね？料理ができるシェフがいてほしいです。
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