お話をきいてくれる方で 一連の話を知らない人は「ミンファの件のこれまでのまとめ」を一通りよんでおいてください。
前にも書いたけど、わりとこうしてミンファ関連のツイートをするのは…正直疲れてます。正直なところ心の中では、自分たちの都合でミンファを呼んでおいて、あんな状態にして、責任取らずに非展示にして治療しない、という状態なので、腹の中ではかなり怒ってます。でもそれをツイッターで怒ってばかりいても事態は進展しないと思ってるし、飼育員や動物園の擁護派と対立しても仕方ないわけで。何も知らずに「ミンファ、元気そうだね」とか「良かったね」というコメントも「一体何が良くなってるのか」と怒り心頭なわけですが、それも一連の流れを知らなければ、やむを得ないこと…それでもミンファの現状を考えるとやはりストレスの塊になっているのです…。
そして、動物園側の動きに特に治療に動く気配はなし、ミンファの状態が良くなっているとも思えず、ただただ時間が過ぎているだけ…やっていることが虚しくなりますね。ミンファの状態に関して、思い過ごしならならいいのですが、動物園はミンファを治療することをしない、のではなく、できない、のではないかと思っています。そもそも獣医がまともに運用されているならば、体重の調整についてもっと早く対処されていたでしょうし、先の診察結果でももっと詳細な報告ができたでしょう。いっそのこと「できない」と言ってくれたほうが、他の園も手を出しやすいと思うのですが、今の所、自分たちに不利な情報は、SNSでの発表をさけてこっそりとホームページで書くだけなので、あえてしないだろうな、と思っています。はやく洗いざらい公表したほうが、信頼はより早く取り戻せるのに。
しばらく時間が経ってから展示に戻して、そこで弱っていても、「老いによるもの」と説明すれば、今までの事実を知らない人は納得するでしょう。
予想してはいましたが、ミンファは非展示にされ、段々と話題にする人も少なくなってきました。これはとりあえず事態の沈静化を図った園の狙い通りだと思っています。それが分かっていても、新しい情報を出さない限り、こちらとしては非展示前の情報を使って、現状について説明しなければならない。それでも同じような説明は…「飽き」とかの問題ではないのですが、人間の心理とはそういうものだと思っています。
ミンファは魅力的な個体ですが、実際この問題に触れ続けることは、多くの人にとってはしんどいものとあえて対面しなければならないことになる。そんなことよりも、もっと身近にいる魅力的な個体たちに時間をさく方が、よほど楽しいことだと思います。ミンファが忘れられていくことは、人間的にもごく自然なことかと思います。
しかし、自分としては人間たちの都合によって、不利益をもたらされている動物の問題は、人間によって解決されなければならない問題だと思っています。しかもそれが動物園の動物となればなおさらだと。
ミンファという個体の魅力は、果たして人間の心理をどこまで変えることができるものなのでしょうか？自分もしばらくは頑張ってみますが…。しんどいです。まあ、今一番しんどいのはミンファでしょう。できる限りは彼女の代わりに…というのは傲慢かもしれません、でももしかしたらこう思ってるんじゃないかな、ということは提言していきたいと思います。
たまにはミンファの写真や動画を持ってる人は紹介してあげてください。できれば園にお手紙を書いてあげてください。他の方のツイートをリツイートして、「どうしてるかな」と気をかけてあげるだけでも、その間人の心から彼女の姿は消えません。彼女の声は、非展示になってしまったので、自分の体を使って私達に伝えることもできないのです。
お話を聞いていただきありがとうございました。
Comments