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SCZの屠畜で考えたこと

  • げん
  • 2019年9月15日
  • 読了時間: 2分



こちらの話題から。一連のスレッドはすべて見てほしいなあと。


これまでイベントでも出ていた牛がある日突然食料にされるために殺され、その予告もない、というお話。


 動物園が、生き物を展示している場所であり、動物福祉というものについて考える場所であるならば、その動物がどのようにして生きて、最後はどのように死んだかということは、その動物の生を犠牲にまでしているのだから、そこから人間は学ぼうとしなければならないと思う。子どもたちや、それまで触れ合ってきた人たち、もちろん飼育員も含めて、その死に向き合わなければならないことは辛いことだけれど、そうしなければならないのではないかなと思う。


 もちろん、動物園に求めるものは、来園客によって違うとは思うけれど、少なくとも園はその姿勢をみせるべきだと思う。


 すべての動物に対して、それぞれの生死を一人が考えることは難しいとは思うが、せめて自分と触れ合ったり、好きになった動物に関しては、その生死について深く考えるべきだと思う。


 そうなると、それほど人気のない動物がその生死について余り考えられる機会が少なくなることは否めないが…。動物園が少なくとも必要な展示として、その動物を飼育しているなら、少なくとも、同じようにその生死を見届けてあげてほしいし、それを報告してほしい。特に多頭飼育になっている動物はその一頭一頭の命の価値は小さく考えられがちである。

 できることなら、動物園の飼育下にいるすべての動物には名前を、そして生まれた日(保護されて不明なものは推定でも)と死んだ日が両方記録されてほしいなと思う。

 
 
 

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