よく訪問しているとくしま動物園にも疑問に思う点がいくつかある。
・ベンガルトラのルパンの様子がほとんど分からない
・ピューマのロックの様子がほとんどわからない
今の所飼育員に状況を尋ねる以外に方法がない。
・夏期におけるレッサーパンダの出欠
実際に動物園に着いてみるまで分からない。
・公式ホームページで寒帯動物以外の情報が更新されていない。
営業カレンダーでさえ去年のまま放置されている。
問い合わせのメールはどうやら市役所を経由したもののようで、実際に動物園に連絡が行くまでに時間がかかっている気がする。
・飼育員の巡回の頻度
同じ場所にとどまっていても飼育員の姿を見るということが少ない。近くに連絡先が書いてあるわけでなく、何かあった時に連絡するには動物園の事務所に電話するか、受付やレストランなど確実に人がいるところまで戻らなければならない。先日携帯電話を落とした人が状況をしらせるまで10数分はかかったのではないだろうか。何かあったときの連絡先(受付の電話番号など)はせめてわかりやすい場所に掲示されている方が良いと思う。
・カピバラの多頭飼育
レッサーパンダほど関心を持って見ているわけではないが、飼育頭数は70頭を超え、昨年の倍近くに増えている。餌の準備の負担や費用は無視できないものになっていると思うのだが、体調の管理はすべての個体に行き届いているのだろうか。また、カピバラが増えたことによって他の動物の管理が疎かになっていないだろうか。
・温帯動物の暑さ対策
関心があるのはタヌキ、キツネ、ツキノワグマ、モンキープロムナードの個体、ピューマ、ライオン、ミーアキャット、保護鳥獣舎にいるトビ。(サバンナエリアやカワウソには大きな水場があるので大丈夫だと思う。)
・営業収支が結構な赤字
せめてノベルティを増やすべきであると思う。平成23年度の予算を確認したところ年間2億円ほどの赤字のようであった。
・掲示物の少なさ
他園と比べると掲示物が少なすぎる気がする。自分がよく知るのがレッサーパンダなので、掲示物の作成を手伝ってみたい。
実際に問題があるかどうかはわからないが、ともかく自分が今心配していることである。
特に営業カレンダーが更新されないまま1年近く放置されているのは印象が良くない気がする。市役所の人間が誰一人それを指摘しないままということは、管理しているはずの市役所が、あまり関心をもって見ていないのではないか、という懸念である。
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