疑いすぎ、信頼しなさすぎかもしれないが、これまでの動きを見ての感想。
園からの情報が少ないため、推察と聞いた話から考えたことが多い。
もともと疑う立場からの感想なので、見解が偏っている可能性があることに注意してください。一連の園の対応を疑っている理由は何か、ということについて(※あくまでも推察や感想なので、これらを鵜呑みにしないように注意。)
ミンファが太った原因、口の中を悪くしていることの考察:
ミンファはひかりとのペア展示をしていた。もし、ひかりの分の食事までミンファが食べていたとしたら、ミンファが太ったことに説明がつく。もちろんペアの展示の場合、食事の管理のために、食事中はどちらがどれだけ食べたかを記録・認識しておく必要がある(どちらかが体重が増えすぎたり減りすぎたりする)。この食事の間の監視が十分でなかったとしたら、ミンファは食べすぎていた可能性がある。食事量が増えれば歯など口の中を悪くする原因にもなる。また、同居は、片方が例えば橋のような狭い場所で居座っている場合、行動範囲を制限されるため、それが原因で運動量が減り、体重が増える原因になったことも考えられる。ミンファが太ったことについて、園は公式的な見解を発表しておらず、「SNSでそのように言われている」としか表現していないため、ミンファが太っていたという認識をもっていたかどうかも明らかではない(少なくともこの時点で現在の体重がどのくらいか発表しておくべきではなかったのか?)いずれにしても、ミンファの体重が増えたのが、園の意図しないものであったのなら、園の動物に対しての管理体制に問題があると思う。(ある程度の目撃情報もあるが、まだ確信は持てないので可能性だけの話に留める)
事実:
食事をこぼす映像によって、問い合わせが増えた。7/24に西山動物園は、ミンファについて対応することを発表。8/1にミンファを非展示にし、獣医と相談しながら治療をすすめること発表した。
8/12 獣医師の診察を受けたと発表(8/15)。
「後ろ足は急を要するものではないと判断。ヘルニアの検査・治療はしないが、症状の緩和のため運動量を制限するという指導が獣医からなされる。寝室、運動場の見直しをすることを発表。歯周病も、食欲があり、食事ができており、体重の減少もないことから、直ちに治療は必要はない。今後、症状に変化が見られた段階で、診察・診察をしていくことになった」
これに関し、これまで足の状態や、口の状態が、西山動物園に来てから悪化の進行が早くなった(りんごをこぼすような場面は6~7月から見られるようになった、園に来た当初にのぼれていた勾配の急なハシゴに6月以降登らなくなった)にもかかわらず、「現段階での特別な治療はせず、症状に変化が見られた段階で治療を行う」ということは、何もしなければ、このまま悪化が進む可能性の方が高いのではないか?また、少なくとも、これまで悪化していることが認められるならば、その状況を改善するために何らかの治療や、定期的な診察は必要だと思うが、園は何もしないつもりなのだろうか(症状に変化が見られた段階で、という言い回しからはそのように意味がとれてしまう)?
これほど大きな事態になっても、獣医に診察させるまで2週間以上かかっていることから、獣医も普段レッサーパンダを診る機会が少なかったのではないか?つまり、レッサーパンダの治療についてそれほど詳しくない獣医が診察にあたり、園にアドバイスできることも少なかったのではないか?(常駐医師がいなくて、近くの獣医師に依頼していることは間違いないようだ。しかし、そのような獣医にレッサーパンダの状態が悪くなった時に対応できるのか?少なくともレッサーパンダを診察する機会が多くないことは考えられる)他園に常駐する、レッサーパンダの診察の経験のある獣医に診察させるべきという意見も送られたが、その意見は取り入れられなかったようだ。
ミンファへの対処について公式が言及したのが7/24、「獣医師と相談しながら」と発表したのが8/1、診察を受けられたのが8/12、現在獣医が診察をするまでに2週間以上かかっている。また、動物園に常駐する獣医がいないことも分かっている(メールで確認済み)。これだけ症状が悪化し、診察の結果を受けても、動物園側が特に打つ手がない、となると、さらに症状が悪化した場合、適切な処置ができるかどうかは不明である(近くにレッサーパンダの診察の経験がほとんどない獣医しかいないとなると、悲観的である)。今回他園の獣医を頼れなかったとしたら、もっと深刻になった時に本当に頼れるのか?
このような状況になっても、特に何もできないのに、今年2頭のレッサーパンダを新たに受け入れてしまったこと、しかもミンファは王子時代から歩き方に違和感があり(西山に来てからさらに悪化したが)、足についての治療の必要性が予測できるだろうにもかかわらず、呼び戻したことがそもそも問題ではないか?
非展示施設に移したことに関して、足の負担を軽くしたのは、運動量を増やすことが目的だと思われるが、今の所、暑さのためにほとんど寝室周りで過ごしているようで、運動量はかえって減ったと思われる。また、診察も2週間以上受けさせることができなかったことや、今回の診察の内容がそれほど細かい診察ではなかったと思われることから、早い段階で非展示にした理由としては疑問である。それ以上ミンファを見られて騒がれたくなかったからとりあえず見えない場所に移したという疑念が晴れない。
8/7と8/15のホームページの更新に関して、これまで活用していたSNSでその告知をしなかったことに不自然さを感じる。7/24, 8/1の発表のときにはSNSで告知していた。また、8/1の発表が「獣医と相談する」という、見ている人たちを安心させる内容だった(実際には診察まで時間がかかるが、一般の人なら獣医は近くにいて、すぐに診察してもらえると思って安心するだろう。この誤認を誘うような表現にも不信感を覚えている)のに対し8/7, 8/15の内容は、「実はすぐに対応できる獣医師がいない」「現段階でも園は特別な対処ができない」という園にとっては都合の良くない内容だったことから、SNSでの発表をしなかったのではないかと疑っている。
これはミンファの問題だけにとどまらず、園のレッサーパンダの管理体制が問われているものであることから、同園にいるレッサーパンダたちがミンファと同じ状況になっても、適切な対応ができないのではないか?筆者としては、西山動物園の管理体制の見直しと、飼育員による個体トレーニングの習得をすすめていくべきだと考えている(それでも園はトレーニングをすることに否定的らしい。なぜ?)
また、仮に、飼育員が忙しく、管理が行き届かなかったとするならば、新たにミンファ、かのこを受け入れたことは無謀であり、その上でまつばに繁殖を許し、あらたに子供を作らせたことも問題だと思う。個体が増えればさらに忙しくなり、さらに個体管理が難しくなる(ただし、西山動物園の飼育員一人あたりが管理する動物の数と、動物園の訪問者は全国的にみても少ない方(動物園についての資料で確認)で、忙しくて管理しきれなかった、ということはないと考えている)
公式ホームページの8/7の文面が、いつの間にか部分的に削除されている(一部が不自然に残っている)。これまでは、新しい情報を下に書き足していくだけだったが、なぜ削除したのだろうか?
ミンファの体重に関して、彼女が太り気味である、ということに言及していることから、体重について関心が集まっていることを知りながら、体重計にのせていた写真をアップロードしたにもかかわらず、ミンファの体重が今何kgなのか発表されていないことも不自然に思う。ちなみに体重計は、食事をある程度制限して運動量を増やして減量を目指すことになるため、体重を測ることが多くなるであろうミンファのために、毎日体重がはかれるようにファンが送ったものだが、「月1の体重測定から回数を増やす」とのみしか述べられていない。健康な個体なら月1でよいが、体重を測ることについての重要性を本当に把握しているのだろうか?
私見では、園が管理不足によって個体の状態の悪化を招いてしまったため、それを見えない場所に隠そうとしている印象があり、園に不信感をもっている。ミンファに関しては、レッサーパンダの診察の経験があまりない獣医では対処できないように思えるので、早い段階で他園の獣医の診察と指示を依頼し、今後の事態にも備えられるようにするべきだと考える。または、状態が悪くなった個体については、もっとレッサーパンダの医療について経験のある園、少なくとも常駐獣医がいる園に任せるべきだ。また、ミンファが体重をふやし、足を弱くした原因について公式の見解をだし、それについての具体的な解決策をしめすべきである。状態の悪化後の対策に不安が感じられる以上、現時点で何らかの改善案を示すべきだと思う。一連の動きに不審な点が多く、そのために問い合わせが多くなっているならば、より詳しい見解を発表するべきだと思う。
(※重ねて書くが、あくまでも推察や感想なので、これらを鵜呑みにしないように注意。
これらに関してすべて疑っているというだけで、すべてが事実とは限らないので、関心のある人は、各自調べてほしい)
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