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注目されない動物たちへの対応への問題が難しい

 監督機関設立後に関して、人気があり、それを観察する人が多ければ、状態の悪化について報告できる人も多くなるだろうが、そうでない動物はどうだろうか。むしろ注目されていない動物の方が状況が悪くなっている可能性もある。機関の規模が小さいうちは特に、すべての状況の悪い動物への対応は難しくなるだろう。可能であれば状況の悪さ(どのくらい生命の危機に迫っているか)に応じて優先順位を適切につけられるのが理想だが、状況によっては、報告者の中で不公平感が生じても不思議ではない。


 この問題への対処は非常に難しい。行くのが難しい動物園ほど証拠やそれを立証する人間の数が少なくなる。機関への善意の協力者を根気強く増やしていくこと以外に今の所解決する方法を考えついていない。


 

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